【報告】ユニセフ「講演会・シンポジウム」
熊本県ユニセフ協会30周年記念「講演会・シンポジウム」を開催しました!
日時:2022年12月9日(金) 13:30〜16:15
会場:熊本県立劇場コンサートホール
参加者: 高校生1600名 一般16名 オンライン参加46名
熊本県ユニセフ協会創立30周年記念となる「講演会・シンポジウム」を開催しました。開会式では、蒲島知事よりビデオメッセージを頂き、基調講演に高須幸雄氏(国連事務総長特別顧問・日本ユニセフ協会副会長)をお招きし、『SDGsの視点から世界の中の日本・熊本を考える』と題してご講演頂きました。その後、県下の高校生からなるユニセフ熊本SDGs実行委員会の代表者と行政・企業からもご参加頂きシンポジウムを行い、質疑応答では会場参加した高校生から多くの質問があり、活発な意見交換の場を持つことができ、シンポジウムを終えました。(会場で返答できなかった質問についてはこちらをご覧ください➡︎「講演会・シンポジウムの質問について」)


基調講演では、「今の日本の現状は、熊本の現状は、地球、世界はどうかについてしっかり知っておくべきだと思う。 SDGs 目標 17 の中で何を目標にするか、2030 年までに何を達成させるかを考えることが大切である。 環境を包括的に捉え全ての人の命、尊厳を守ることが SDGs に繋がる。誇りを持つ、自信を持つことが大切。 調べたこと、学んだことを考え、それを発表し、自分の周りの人に伝える この行動をして欲しい。一人ひとり能力を持っているのだから行動することで周りも変わる。命・生活・尊厳に対して今日のことが考えるきっかけになれば嬉しい。」と力強い講演をして頂き、新しい視点からSDGsを考えるきっかけとなりました。
シンポジウムでは、ユニセフ熊本SDGs実行委員が『温暖化』『住みやすいまちづくり』『ジェンダー』『私たちが考える幸福度』と4つのグループに分かれ、見学に行き学んできたこと、自ら調べ学習したこと、アンケートを取り考察した事など、9月からそれぞれ活動してきた学習のまとめを代表者が発表し、熊本市政策企画課から「SDGs の達成に向けた熊本市の取り組み」についてお話し頂き、企業からは、2010年から取り組んでいる、廃食油からディーゼル燃料にする「バイオエネルギーの活動」を星子桜文氏にお話し頂きました。
また、発表者からは、すぐに始められる具体的な対策や、自分の考えや意識を見直す提案があり、視点を変えるだけで、視野が広がっていくとを学びました。ぜひ、このシンポジウムで「感じた事」「学んだ事」を自分の周りにいる家族や友達に伝えていって欲しいと思います。
「講演会・シンポジウム」詳細は⬇︎下記の『熊本県ユニセフ協会創立30周年記念「講演会・シンポジウム」詳細』よりご覧ください。







