●第37回ユニセフハンド・インハンド募金
「すべての子どもに5歳の誕生日を」
世界の子どもたちの幸せと明るい未来を実現させるため、市民ひとりひとりがボランティアとして参加する身近な国際協力です。
1979年の「国際児童年」に始まり、今年で37回目を迎えました。
熊本県ユニセフ協会では今年は、26校の小、中、高校、大学生や一般の方など二日間で延べ414人の参加があり、
市内とその周辺の商店街11ヶ所で街頭募金を行いました。
今年は「すべての子どもに5歳の誕生日を」をテーマに、師走の街に生徒たちが大きな声で募金を呼びかけました。
13日のサンロード新市街では、Jリーグのロアッソ熊本の選手たちも一緒に呼びかけてくれました。
日時:2015年12月12日(土)、13日(日)14:00~16:00
場所:熊本市上通り入口、鶴屋百貨店前、下通り、サンロード新市街、ゆめタウンはません
ゆめタウン光の森、イオンモール熊本、熊本駅 ほか
●ユニセフセミナー
戦後70年、終戦記念日を知らない若者も増え平和に対する思いも様々になってきました。しかし今もなお世界各地で紛争が絶えず、多くの難民問題が起こっています。
今回はNPOホロコースト教育資料センター代表の石岡史子氏をお迎えし、第二次世界大戦中大変な境遇に追い詰められたユダヤ人難民6000人を人道的視点から救った外交官
杉原千畝氏を通して、人間として大切なことは何か、戦争の悲惨さ、平和の尊さについて考えました。
また難民の逃避行を手助けした善意の連鎖や、救われた命の現在に至るまでのお話も伺うことができました。
中、高校生17人を含む91人の参加者でした。
日時:2015年11月29日(日)13:30~16:00
会場:熊本市総合体育館・青年会館 研修室
講演:「杉原千畝と日本にやってきた難民たち」
講師:石岡 史子 氏 (NPO法人ホロコースト教育資料センター代表)
石岡史子氏 |
参加の高校生から熱心な意見の発表もありました |
●第6回日本ユニセフ協会地域組織九州地区交流会
日時:2015年9月12日(土)11:00~15:30
会場:熊本市現代美術館アートロフト
九州の地域組織が集い、日頃の活動報告や地域の課題を出し合い、その解決へ向けて話し合いました。
毎年、まわり持ちで行っていますが、今年は熊本が開催県でした。
日本ユニセフ協会より団体・組織事業部の千寿満城部長と今井田枝里氏をお迎えしました。
千寿氏には、国連が2000年に2015年までに達成すべきとした「ミレニアム開発目標」について、
また2016年から掲げる目標「持続可能な開発目標」についてお話を伺いました。
鹿児島県協会の小林ゆか里氏による「東ティモールスタディーツアー報告」もあり、
短い間でしたが、昼食をはさんで各地域組織の交流を深め、有意義な会となりました。
地域組織からの参加者:久留米(1人)、佐賀(4人)、宮崎(2人)、鹿児島(9人)、熊本(16人)
日本ユニセフ協会(2人) 合計34人の参加者でした。
谷口 熊本県ユニセフ協会会長の挨拶 |
日本ユニセフ協会 今井田氏 |
鹿児島県協会 小林氏 |
各地域組織より報告 |
●講演会
「ミレニアム開発目標にとりのこされた子供たちを最優先に」
長年にわたるベトナム戦争を乗り越え前進しているベトナムから、このたびユニセフベトナム事務所代表 Mr. Youssouf Abdel-Jelil ほか3人のスタッフが来熊されました。
熊本で、日頃ユニセフを支援していただいている方々や若者たちと共に、ベトナムにおけるユニセフの支援活動をお聞きしました。
参加者は45人でした。
日時:2015年8月24日(月)14:00~16:00
会場:くまもと県民交流館パレア 和室
●第23回「アフリカのこどもの日」in Kumamoto ~もっと知ろうアフリカ! 共に生きる未来へ~ 期日:2015年7月10日(金)~12日(日) 会場:熊本県立劇場演劇ホール、熊本市総合体育館・青年会館ほか 主催:第23回「アフリカのこどもの日」in Kumamoto実行委員会 今年は、ボツワナ共和国大使をお迎えしました。 アフリカ各国から日本の大学に留学している若者とその家族80人を迎え、熊本の高校生を中心に3日間で延べ1300人の参加で、お互いの文化や様々な問題を通して意見を出し合い、交流を深めました。 今年は、30家族の皆様に留学生のホームステイを引き受けていただきました。 留学生は、ステイ先の家庭で、日本の生活を体験することができました。 日程: 7月10日(金) ・水俣訪問 「アフリカの若者とともに考える世界の環境問題」 水俣市立水俣病資料館、国立水俣病情報センター ほか ・阿蘇訪問「世界農業遺産を通して考えるこれからの農業」
7月11日(土) 10:00 熊本大学国際先端医学研究拠点施設見学と講演会
15:00 オープニングセレモニー (会場:県立劇場演劇ホール) 基調講演 ジェイコブ・ディッキー・ンカテ駐日ボツワナ共和国大使
17:15 交流会 (会場:県立劇場演劇ホール ホワイエ)
7月12日(日) 9:00 分科会 (会場:熊本市総合体育館・青年会館ほか) ①持続可能な開発 ~未来の子どもたちに残したい環境~・・・・・・・井芹道一氏 (熊本大学客員教授) ②水から学ぶアフリカ・日本の暮らし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岩佐礼子氏 (元ユニセフ東アジア太平洋地域事務所 緊急援助計画官) ③ジャーナリストは何を伝えるべきか ~アフリカの現場から~・・・大津司郎氏 (フリージャーナリスト) ④変貌するアフリカ~居場所を求めて"Africa in search of identification"・・・高倍宣義氏 (元中央アフリカ・コンゴ民主共和国大使) ⑤日本とルワンダの生活と文化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 永遠璃マリールイズ氏 (ルワンダの教育を考える会理事長) ⑥アフリカ料理に挑戦!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 戸次元子氏 (管理栄養士) ⑦アフリカの音楽を楽しもう! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 村本 大氏 (熊本ジェンベクラブ代表) ⑧宗教から見るアフリカ・世界 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 和崎春日氏 (中部大学教授) ⑨アフリカの子どもたちの生活を体験しよう!・・・・・・・・・・・坂本真奈美氏(元青年海外協力隊でマラウィに滞在) <それぞれの分科会の様子>
11:30 分科会報告 12:30 昼食 14:00 全体会 ~共に生きるために~
*写真の撮影は、八代白百合学園高校写真部の皆さんにもご協力いただきました。 ●実行委員会 今年は、企画運営のために実行委員会を6回開きました。
日時、場所: 4月25日(土)14:00~16:00 くまもと県民交流館パレア 和室 5月16日(土)14:00~16:00 現代美術館アートロフト ・5月30日(土)14:00~16:00 くまもと県民交流館パレア 第3会議室 ・6月6日(土)14:00~16:00 熊本市総合体育館・青年会館 研修室 ・6月20日(土)14:00~16:00 現代美術館アートロフト ・7月4日(土)14:00~16:00 熊本県総合福祉センター 研修ホール |
●ネパール大地震緊急募金
4月25日に起きたネパール大地震の被災地支援をするため、緊急募金活動を実施しました。
日時:2015年5月16日16:00~17:00
場所:熊本市現代美術館エスカレータ前 鶴屋百貨店前 下通り「ZARA」前
「アフリカのこどもの日」実行委員会に参加した高校生たち約40人で、買い物客に協力を呼びかけました。
●ユニセフ協賛 チャリティイー「花の薪能」
日時:2015年4月6日 午後5:30より
場所:熊本市 健軍神社
喜多流能楽団体の喜秀会による「花の薪能」が開催されました。
かがり火が照らす中、連吟や仕舞、狂言「清水」に続き、シテ狩野了一氏による能「巴」が奉納されました。
喜秀会からは、今年も熊本県ユニセフ協会の活動支援のため、多額のご寄付をいただきました。
●あれから4年・・・子どもたちは今
「子どもたちの3.11ユニセフ東日本大震災報告写真展」
4年前、大震災を取材した日本の代表的な新聞通信社と写真家が撮影した歴史の記録をユニセフの写真展という形でまとめ、
日本のみならず、世界各国でご支援いただいた皆様に、広くご報告する機会を得ることができました。
この大震災を忘れることなく、復興に向かって歩む被災地の方々を支援するため、今年もこの写真展を開催しました。
期日:2015年3月10日(火)~20日(金)
会場:熊本市国際交流会館 2階
3月10日(火)
12:45~ オープニング 2階展示会場にて
13:30~ 講演会
「あれから4年・・・子どもたちは今」
講師:高橋誠一郎氏(福島県伊達市立大枝小学校教諭)
写真展会場入り口 |
オープニング |
高橋誠一郎先生の講演 |
写真展会場 |
福島県のコーナー |
<現地報告会>
震災直後から今年にかけて、被災地へ視察や支援に出かけた方々の現地報告会を行いました。
会場:展示会場コーナー 時間:14:00~15:00
3月11日(水) 吉村千恵氏 (熊本学園大学福祉学部講師 日本YWCA副会長)
12日(木) 平井司朗氏 (熊本県防災消防航空隊 前航空隊隊長 熊本市東消防署)
13日(金) 布田久雄氏 (熊本県土木部管理課 復興土木関係)
野口修一氏 (環境共生施設研究所理事長 東日本大震災熊本支援事務局長)
14日(土) 東 栄太氏 (熊本県警察本部警備二課 警部)
小野俊一氏 (小野・出来田医院 医師)
15日(日) 森永博史氏 (熊本県保険医協会 副会長)
16日(月) 小笠原遥氏 (0円キャンプスクール熊本実行委員会 事務局長)
小野泰輔氏 (熊本県副知事)
17日(火) 宮原道也氏 (熊本市危機防災管理総室 消防関係)
藤本純二氏 (熊本市危機防災管理総室 ボランティアセンター)
18日(水) 那須 豊氏 (熊本県危機管理防災課)
19日(木) 筌場よしえ氏 (国際ソロプチミスト熊本‐さくら 前会長)
20日(金) 吉村郁也氏 (熊本県政策参与)
●第13回ユニセフ協力活動発表会
日時:2015年3月7日(土)14:30~16:30
会場:熊本市現代美術館アートロフト
ユニセフ協力活動発表会に先立ち、留学生リチャード・メリべ氏の講演会を開きました。
・「日本に留学して感じたこと」~アフリカの子どもの日に参加して~
Richard Chukwuma Meribe氏
(ナイジェリア出身 九州大学、熊本大学へ留学)
また、スーダンからの留学生Afnan Abayzeedさんのお話もお聞きしました。
お二人のお話のあと、活発な質疑応答がありました。
通訳は、ネパールから熊本大学に留学して8年目のデブコタ・ハリ氏にお二人の通訳をしていただきました。
リチャード・メリべ氏 |
Afnan Abayzeedさんと通訳のハリ氏 |
・パネルディスカッション
「クールな活動ユニセフ」~すてきなユニセフ活動~
この一年間、ユニセフ活動に関わってきた高校生や大学生のみなさんに、パネルディスカッション形式で体験発表をしていただきました。
コーディネーターは高校2年生の小田さんにしていただきました。
小田さんは、「アフリカの子どもの日」はじめ、いろいろなユニセフのイベントに参加してくれています。
パネリスト:大和くん(大学3年生)、島崎さん(高校2年生)、田口さん(高校2年生)、富田さん(高校1年生)、堀さん(高校1年生)
コーディネーターから説明 |
パネリストの発表 |
パネリストの発表 |
フロアーからの発言 |
フロアーからの発言 |
コーディネーターから まとめ |
参加者は、中学生、高校生、大学生、先生方など55人でした。
●年次総会・講演会
日時:2015年2月7日(土)
13:30~14:30 総会
14:30~16:00 講演会
会場:熊本市現代美術館 アートロフト
会長挨拶 |
議案審議 |
講演会:「災害の世紀を生きる力」
講師:岩佐 礼子氏(元ユニセフ職員)
岩佐氏はユニセフに15年間、主に緊急人道支援を担当してこられた方です。
現場での体験から見えてくる問題や、
先進国や途上国の区別なく起こる自然災害の被災地支援や乗り越える力などについて、
また、ユニセフに勤務するに至るまでのご自分の歩んできた道についてなどのお話を伺いました。
参加者は中学生、高校生、一般の方など60人でした。
岩佐礼子氏の講演 |
フロアーからの質問 |
●第14回カレンダー募金
銀座・伊東屋さんのご好意により提供されたカレンダーを格安で販売し、その収益金をユニセフ募金にします。
今年はカレンダーの部数が少なかったので、合わせて「インド女子教育」支援の街頭募金を行いました。
日時:2015年1月31日(土)、2月1日(日)13:00~16:00
場所:下通りアーケード「ZARA」前、角マック前、鶴屋百貨店前
センタープラザ「観音の泉」前(1月31日のみ)
*センタープラザでは、チャリティーバザーも行いました。
厳しい寒さの中、高校生を中心に120人の参加者で募金を呼びかけてくれました。
●ユニセフセミナー
日時:2015年1月24日(土)14:00~
会場:熊本市現代美術館アートロフト
○講演
今 アフリカは・・・
「ユニセフを通してアフリカを考える」
講師:澤 良世 氏(元ユニセフ東京事務所広報官)
2000年に国連で採択され、2015年までに達成すべきミレニアム開発目標の進捗状況を
表を見ながら、わかりやすくお話しいただきました。
○第23回「アフリカのこどもの日」in Kumamoto について 意見交換
今年の「アフリカのこどもの日」をどのような企画にするか、意見を出し合いました。
学校の定期試験などと重なり、生徒の参加者が少なく一般の方も加えて30人でした。
谷口会長の挨拶 |
澤 良世氏の講演 |