熊本地震関連


熊本地震による被災へのご支援ありがとうございます

「熊本地震・東日本大震災報告写真展」を2019年4月9日(日)より開催ました。たくさんのご来場ありがとうございました。
詳しくはこちら

2016年4月14、16日に起こった熊本地震。
桜の花も終わり、若葉が萌えはじめる春の一番いい時期でした。
このひと月半が夢のように過ぎ、今は木々の緑も濃くなり汗ばむ季節になりました。
この間、全国からたくさんの暖かいお見舞い、励まし、ご支援をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
(2016年5月)


熊本県ユニセフ協会としましても、全国からお寄せいただいた支援物資を
できるだけ早く、被災者へお届けするように努めました。
以下が、そのご報告です。

  「火の国会議報告書*」(PDF)

*「NPOくまもと」と「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」では、熊本地震に関して熊本県内で活躍するNPO等支援団体が
集まる場として、「熊本地震・支援団体火の国会議」を立ち上げました。(事務局は熊本県庁内)
ここでは、団体同士の活動情報の共有、被災地域の状況に関する情報の提供、国・県・市町村から出される情報の提供、
シーズやニーズのマッチングなどを行っています。
県協会からも、できる限り会議に参加し、情報の共有や提供に努めています。




写真で支援活動をご報告いたします。

日本ユニセフ協会から今井田さん、加藤さん、湯野さん
福島から支援物資とともに佐藤事務局長  4月30日

    さくらんぼ保育園の園庭でポップコーン作り

      益城町の保育園へおもちゃを届ける


教室の被害の大きかった熊本県立第二高校へ、日本で初めて
日本ユニセフ協会から学校用テント5張りが贈られました
5月18日

日本ユニセフ協会副会長・東郷良尚氏より
宮尾熊本県教育長へテントの引き渡し

      東郷副会長の挨拶
日本ユニセフ協会からは、中井広報室長、今井田氏も出席

最大50人収容できる多目的大型テントです

ほかに、益城町の広安西小学校などにも贈られます

たくさんのおもちゃの支援物資

  認可外の小規模保育園へ

お届けした保育園の子どもたちに囲まれて

ユニセフのレクレーションキットを届けて

小規模保育園へ
認可外の保育園は一般の支援も少ないそうです

ルワンダの難民キャンプから幸運にも福島に移住して20年後、2011年の東日本大震災を経験されたマリールイズさんが
6月7日大津小学校を訪問。子どもたちに「生きること」の大切さをご自分の体験から語ってくれました。

         大津小学校で


●6月11日には、サッカー日本代表のキャプテン、長谷部誠選手が、被災地の小学校、中学校を訪れました。
 各学校では生徒たちとサッカーで交流し、生徒たちは大好きな長谷部選手から元気をたくさんもらえたようです。
 長谷部選手はユニセフサポーターとして、東日本大震災の被災地へも継続的に支援をされています。


    御船中学校にて

   雨のため、体育館でサッカーの交流

    生徒たちと一緒に記念撮影

     健軍小学校にて

     小学生とのサッカー交流試合

    生徒たちみんなとタッチ!

      湖東中学校にて交流試合

  長谷部選手から各学校にサッカーボールのプレゼント



「熊本大地震・東日本大震災報告写真展」~あの日を忘れない~

全国から寄せられたご支援と、熊本にある報道各社のご協力により、熊本地震の被災状況や復興へ向けての取り組みを、
自助、共助、公助の観点からとらえた写真の数々を一斉に展示した写真展です。
併せて、2012年から毎年開いていた東日本大震災の写真の展示と講演会も開催しました。
期間中、一万人以上の来場者がありました。

期日:2017年4月10日(月)~21日(金) 展示時間:9:00~17:00

会場:熊本県庁本館及び新館ロビー

主催:公益財団法人日本ユニセフ協会  熊本県ユニセフ協会  熊本県

共催:熊本市     特別協賛:株式会社ツカサ創研


   熊本県庁本館入り口

    本館ロビー展示会場

    本館ロビー受付

    新館ロビー正面

      新館ロビー受付

       新館正面入り口


4月10日(月) 12:30から熊本県庁新館ロビーにてオープニング式典が行われました。

 蒲島郁夫 熊本県知事の挨拶(主催者)

  谷口功 熊本県ユニセフ協会会長(主催者)

 早水研 日本ユニセフ協会専務理事(主催者)

 来賓を代表して河村邦比児 熊本日日新聞社社長のご挨拶

     来賓の皆様

     来賓の皆様

        オープニング式典会場

  復興支援コンサート テアトロ・リリカのコーラス

 オープニングに引き続き
           講演会   13:30~ (県庁本館13階1302会議室にて)
           「熊本地震教訓に学ぶ防災」
            ~もしもに備えるいつも~
          講師: 柳原志保氏 (防災司団k-plus副代表)
東日本大震災と熊本地震の経験をされた柳原さんに、子育てをしながら体験された防災に関するお話をお聞きしました。
日常の生活の中で、普段から非常時に必要になる品物を備え、行動も習慣づけておくと、いざという時にあわてなくて済む、
などさっそく実行できるようなお話をお聞きすることができました。
参加者は40人でした。




4月15日(土) 講演会  14:00~ (県庁新館2階201会議室にて)
           「災害に学び、災害を生き抜く」
           ~東日本大震災とユニセフ人道支援を振り返って~
          講師: 岩佐礼子氏 (元ユニセフ職員)
岩佐氏は、15年間ユニセフで緊急人道支援を担当してこられた方です。
国連の人道支援の仕組みや、避難所キャンプ運営の中で、「子どもにやさしい空間」の必要性について
お話を伺いました。このことは、東日本大震災や熊本地震で被災した子どもたちにも通じることで、
これからの生活に希望が持てるよう心理社会的支援が必要です。




写真展会場風景

向かって右半分は東日本大震災
左半分は熊本地震の写真

 今もなお原発に苦しむ福島の写真

東北の自治体のご協力で、
4年間定点写真を撮り続けていただいています

   来場者の応援メッセージ


期間中、毎日12:30より、新館ロビーにて復興支援コンサートを開催しました。
○コンサートプログラムはこちら


   ウィーンフィル管弦楽団のミニコンサート

     県庁合唱団

     御船中学校吹奏楽部

   大林由紀さん

   熊大附属中学校コーラス部

      コールいずみ

   マリア幼稚園の子どもたち

   美齢重のトーンチャイム演奏

フルートアンサンブル シリンクス

    赤池 優さん