【報告】年次総会・講演会
2024年熊本県ユニセフ協会年次総会・講演会を開催しました
日時:2024年2月17日(土) 14:00〜16:30
会場:熊本市現代美術館 5階アートロフト
参加者:90名(理事10名 高校生40名 一般他40名:講演会参加者含)
【総会:14:00〜15:00】
谷口会長を議長として各議案が審議され、理事、会員の皆様の承認をいただきました。
また、総会終了後に、熊本県ユニセフ協会の昨年の活動をまとめた動画を理事、会員、講演会参加の高校生の皆さんに観て頂きました。今までの活動、そして今後の活動を知ってもらう良い機会となりました。
【講演会】15:00〜16:30
今年度は、NPO法人ホロコースト教育資料センター理事長の石岡史子氏をお招きし、『子どもたちの世界を考える~少年たちの秘密の雑誌Vedemと「子どもの権利条約」より~』と題して講演会を行いました。
講演会はワークショップ形式で行われ、第二次世界大戦でユダヤ人テレジン強制収容所(チェコスロバキア)に送り込まれた子どもたちが過酷な状況下の中で監視の目を逃れ秘密の雑誌「Vedem」に残した言葉、「僕たちは、単に押し付けられた運命を、苦しみながら生きるためにただ偶然集まっただけのグループではいたくない」という言葉を題材として、収容所での少年たちに思いを巡らせ、各グループ内で一緒に考え、少年たちの言葉からどのような世界を私たちは目指すのか、歴史背景を考えつつ会場全体で平和への思いを共有し、考えていきました。
また、参加した高校生たちが朗読で「Vedem」の言葉をつなぎ参加者は収容所の子どもたちの叫びに耳を傾け、最後に石岡氏が子どもの権利条約第31条「休み、遊ぶ権利」が子どもにとっていかに大切かを示され、あらためて子どもの権利条約の重要性について考える機会になりま した。
*最後の問い「私がいま社会に問いかけたいこと」が下記のX(旧Twitter)で動画で紹介されています。