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活動報告2021年度

ユニセフ・シンポジウム

日 時 2021年12月5日(日)13:00~16:00

場 所 熊本県立劇場大会議室(メイン会場)

参加人数 144人(内高校生 86人)

地球温暖化の問題をグテーレス国連事務総長は「人類への赤信号」と表した今、世界は温暖化を「地球の危機」と捉え、その課題に取り組んでいます。

熊本県ユニセフ協会では、昨年度から高校生を中心に「ユニセフ熊本SDGs実行委員会」を立ち上げ、人類の存亡にかかわる気候変動の問題を、様々な視点から学んできました。今回は、エネルギー・環境・食糧の3つの分野から、SDGsに取り組んでいる熊本の企業、団体に話しを聞き、 「自分たちは持続可能な未来をどのように構築していくのか」 について考えるため高校生によるシンポジウムを開催いたしました。

コロナ禍の影響でメイン会場と各地をZoomで繋いでハイブリッド形式で行いました。

開会宣言 横山さや さん(大津高校)
SDGs実行委員長 塚本 遥さん(熊本学園大学付属高校3年)の挨拶
基調講演  熊本県ユニセフ協会 谷口 功 会長
①エネルギーグループの発表
②環境グループの発表
③食糧グループの発表
意見交換
蛯原健治 熊本大学名誉教授より、これからのエネルギー対策についての話
熊本大学在学中に熊本県ユニセフ協会で「アフリカの子どもの日」に参加していた留学生で、現在は企業で電池の開発に関する仕事をしているイガ・アラン氏の話
閉会の言葉 本多由佳さん(千原台高校)
参加者集合写真

ユニセフ熊本SDGs街頭キャンペーンパレード

「11月13日(土)、『ユニセフ熊本SDGs街頭キャンペーンパレード』が高校生を中心に開催されました。
慶誠高校吹奏楽部を先頭に、【熊本から変えよう 地球温暖化!】と書かれたメッセージバーナーを持ち、
田嶋副知事をはじめご来賓の皆さまと高校生、総勢約300人のパレードとなりました。
サクラマチプロムナードをスタートして、新市街、下通りまで各々が
思い思いの言葉で表現したプラカードを持って歩いていきました。

【パレードの様子】

街頭キャンペーンパレードのチラシ(表)
街頭キャンペーンパレードのチラシ(裏)

第五回SDGs学習会

SDGs✖️フェアトレード
〜世代を超えて学び、高校生と語る「よりよい社会」の創造〜

日時 2021年9月11日(土) 13:30〜15:30
会場 熊本市教育センター
参加人数 zoom 132名
     会場 15名

第5回目の学習会は、アジア初の1000番目のフェアトレードシティで、今年で10周年を迎える熊本市フェアトレード推進委員会共催のもと、熊本市公民館、熊本市教育センター、熊本大学教職大学院の皆さまと「SDGs✖️フェアトレード」と題して共同で開催しました。
熊本県内だけでなく、横浜市、岩手県など県外からもご参加頂き、同世代の高校生の参加も多数ありました。
最初に、託麻公民館の社会教育主事でSDGs教育コーディネーターの神田さんから、SDGsとは?と題してクイズを交えてわかりやすく説明がありました。
その後、フェアトレード推進委員会代表の明石さんから、フェアトレードの理念、10年の歩みの講話をお聴きし、その後の意見交換会では講話を聴いての感想やSDGs、フェアトレードを知ってもらうにはどうしたら良いかなど、ユニセフ熊本SDGs実行委員長の塚本遥さん(熊本学園大学付属高校3年)進行のもと、活発な意見交換が出来ました。
また、「SDGsは世界を見る窓」良いところ探し、課題探しの指標にもなるという意見もあり、目標を達成することに目を向けがちでしたが、考え方を少し変えるだけで、別の視野が広がり前向きに取り組める視点を持てました。
今回の学習会では、世代を超えて意見交換ができ、世代は違っても思っていること、何かしたいと考えていることは同じだと実感しました。
学習会の最後に神田さんが言われた言葉「地球はみんなからの預かりもの。全員でやろう!全部一緒にやろう!」この思いが縦と横に、もっと大きく広く繋がっていけるように、それぞれができることから始めていきたいと思います。

左からユニセフ熊本SDGs実行委員長 塚本遥さん
熊本市フェアトレードシティ推進委員会代表 明石祥子
託麻公民館社会教育主事 神田みゆき氏
熊本市教育センター 前田康弘氏
スタジオのような会場の様子
SDGsとフェアトレードの関わり
フェアトレードのマーク
SDGsは世界を繋ぎます。

2021年度理事会および通常総会

2021年度熊本県ユニセフ協会理事会を2月27日zoomにて開催し、総会はコロナ感染拡大予防のため書面表決で行いました。

総会の決議事項は2020年度活動報告と決算報告、2021年度活動計画、予算等、議案に出されたすべての案件は賛成多数で承認されました。

第29回「アフリカの子どもの日」 in Kumamoto報告
SDGsの視点から世界を考えよう!~私たちの未来のために ~

日時:2021年8月17日(火)13:30〜16:30

場所:熊本県立劇場会議室(Zoomメイン会場)

参加人数 : 172名 (会場とZoom)

「アフリカの子どもの日」は人種隔離政策下の1976年6月16日南アフリカ共和国ソウェトで起きた言語教育の強要に抗議して起こった学生たちの悲劇を忘れないため、1990年アフリカ統一機構(現アフリカ連合)によって制定されました。その日を記念し世界各地で行事が開催されています。ユニセフ熊本では設立当初からアフリカの様々な問題を知ることを活動の中心に「アフリカの子どもの日」in Kumamotoを継続して開催してきました。

◆基調講演 「今求められる真のグローバルリーダー」

講師  和氣邦夫氏  元国連人口基金事務局次長

(アメリカピッツバーグ大学院修士 ユニセフ・インド、バングラディッシュ、パキスタン、ナイジェリア事務所、ニューヨーク本部勤務後、国連開発本部事務次長 国連人口基金事務局次長等国連機関で36年にわたり勤務)

◆ ルワンダからの中継 ウムチョイーザ学園小学生・卒業生の看護師と画家

◆ アフリカで働く日本人

コンゴ共和国 WHO牧野由佳歯科医
ケニア共和国 ジェトロ 西川荘太郎ナイロビ事務所長
中央アフリカ共和国 NGOアフリカ友の会徳永瑞子代表

◆ アフリカの子どもの日in Kumamotoに参加したことのあるアフリカ出身留学生

名古屋からサリ・ルックワッゴ
韓国からムガビ

国際社会では、先進国も途上国も共通の目標として、一人一人が包括的、普遍的な問題としてSDGsに取り組むことを目指しています。和氣邦夫先生からは日本が直面する諸問題、変わりゆく国際環境や国内問題のほか、ご自身が国連で経験されたことなどや、多様性を尊重し教養を持ち理解することの大切さを若者へのエールとして話されました。高校生からは、意識の低い人たちをどういうアプローチで奮起させていけばいいのかという質問もあり、これからは平凡では生きていくのは難しいが国外や政治の場に若者や女性も飛び出してほしいと話されました。

また、ルワンダとオンラインで繋ぎ、ウムチョイーザ小学校の生徒、卒業生で芸術家になった人や看護師さんからのメッセージ、日本語の歌や折り紙の披露もありました。アフリカで働くグローバルな日本人として、コンゴ民主共和国で水ガンに取組む歯科医の牧野由佳さん、ケニアからはジェトロの西川荘太郎さんから起業の可能性の高い地域の例として5社の紹介がありました。「NGOアフリカ友の会」代表の徳永瑞子さんは29年間、中央アフリカ共和国でエイズ患者を支援している草の根活動のことを話されました。これまで「アフリカの子どもの日」in Kumamotoに参加した名古屋在住のサリさん、韓国在住のムカビさんも過去にイベントに参加した感想を話してくださいました。

蒲島熊本県知事
大西熊本市長
日本ユニセフ協会 早水 専務理事
熊本県ユニセフ協会 谷口会長
ルワンダ マリールイーズ
会場の様子

「熊本地震・東北大震災報告写真展~あの日を忘れない~」を開催しました。

「熊本地震・東北大震災報告写真展~あの日を忘れない~」を開催しました。

2016年熊本の地が震度7の大地震で被災してから5年、2011年の東日本大震災から10年の節目に合わせ、被害の記憶や教訓を広く伝える写真展を熊本県庁ロビー(熊本地震75点・熊本豪雨含む 東日本大震災74点)と熊本城ホールロビー(熊本地震48点 東日本大震災44点)の2ヶ所で開催しました。県民の防災意識と復興に向けて官民一体となり「支え合おう熊本、心ひとつに」を念頭に展示しました。

【概要】
日時:2021年4月14日(水)〜27日(火)
第一会場 熊本県庁本館 新館ロビー      日時:4月10日(水)〜27日(火)
第二会場 熊本城ホール 2階エントランスロビー

オープニングセレモニー
日時:4月14日 12:15〜
会場:県庁新館ロビー


初日のオープニングでは、熊本県の蒲島知事から、まだまだ復興は道半ばだが熊本が抱える責務を創造的復興の意志の元で取り組む決意を述べられました。谷口会長からは、ユニセフ写真展開催の意義として、あの日を忘れることなくお互いに繋がることの大事さと、災害で学んだことを今後の復興に生かして前に進んで欲しいという言葉がありました。次に「復興を目指して、現状とこれから」と題して、宮城県南三陸町の佐藤仁町長がリモートで、熊本からは南阿蘇村の木乃内農園の木乃内均会長から報告がありました。南三陸町、石巻市、陸前高田市からは今年まで連続して現地の写真を提供していただきました。2週間の期間中、県庁ロビーでは約3千名の来場者に観ていただきました。

オープニング~蒲島郁夫知事の挨拶~
熊本地震の展示
会場の様子

「第1回ユニセフ熊本SDGs学習会」を開催しました。

「第1回ユニセフ熊本SDGs学習会」を開催しました。運営委員筌場佳江さんによりユニセフの歴史、組織、活動、ユニセフ募金について解説のあと、続けて1990年から国際社会が主に途上国支援に取り組んだMDGsから普遍的な取り組みとなったSDGsへの流れとユニセフ活動について丁寧な説明があり、そのあと高校生の司会進行で意見交換をしました。

【日時】2021年4月17日(土)14時~16時

【会場】熊本県ユニセフ協会事務局 (オンライン開催)

【参加者】;東京在住の生徒を含むzoom参加高校生;40名
事務所参加高校生;1名

2021年度理事会及び通常総会

2021年度熊本県ユニセフ協会理事会を2月27日zoomにて開催し、総会はコロナ感染拡大予防のため書面表決で行いました。

総会の決議事項は2020年度活動報告と決算報告、2021年度活動計画、予算等、議案に出されたすべての案件は賛成多数で承認されました。

2021年度ユニセフ協力活動発表会

第19回協力活動発表会を3月13日(土)14~16時にオンラインで開催しました。参加者はZoomを入れて50名。

まず、高校時代から「アフリカの子どもの日」に11回参加し、来年度から外務省職員になる古閑飛鳥さんの話を聞きました。先輩から高校生への力強いメッセージとなりました。

また、高校生からは「アフリカの子どもの日」に参加して、次に繋げる取り組みのことや、学校募金を成功に導いた方法についての報告がありました。

また、今後月1回SDGs学習会を実施することになりました。

第29回「アフリカの子どもの日」実行委員会

「第29回アフリカの子どもの日」実行委員会が、3月6日(土)14-16時に事務局とオンラインシステムで開催されました。参加者は、zoomも入れて52名。

IHIで開発の仕事をされている田中康智さんから企業が取り組んでいるSDGsについて講話がありました。

 社会をリードする企業の取り組みに、参加した生徒たちからは多数の質問がありました。

 昨年の「アフリカのこどもの日」に参加した生徒から自発的にできた実行委員会は、次週のユニセフ協力活動発表会に向けて、それぞれ参加したシンポジウムやその後の校内活動について話し合い、当日の役割分担などを活発に行いました。

                   熊本ユニセフ協会

〒862-0949 熊本市中央区国府1丁目11-2
サンアイ水前寺ビル3F

TEL:096-362-5757 FAX:096-362-5758