ハンド・イン・ハンド募金活動を行いました
日時】2023年12月17日(日) 13:00〜15:00
【参加人数】270名 (高校生 202名 一般、その他68名)
【場所】下通り紅蘭亭前・下通り新市街角・新市街入口・現代美術館エスカレーター前・鶴屋前・熊本駅・イオンモール熊本・ゆめタウン光の森
今年で45周年を迎えるハンド・イン・ハンドの今年のテーマは「すべての子どもに予防接種を〜今、子どもたちの命を守る行動を!〜」です。
熊本県ユニセフ協会では同じ空の下に生きる、同じ時間を生きる子どもたちと世界の子どもたちすべての明るい未来を願い、熊本市近郊8会場で募金活動を行いました。
参加した高校生からは手は冷たかったけど心は暖かくなったとの感想も寄せられました。また、初めて参加した熊本聾学校の生徒さんたちもユニセフ活動を事前に勉強し、思いを声に出して募金を呼びかけました。
寒い一日となりましたが、道行く人々の温かい気持ちを感じた募金活動でした。
2023ユニセフ講演会・シンポジウムを開催しました
開催日:2023年11月29日(水) 14:00〜16:00
会場:市民会館シアーズホーム夢ホール
参加人数:720名(中学生・高校生・一般)
昨年に引き続き、国連事務総長特別顧問の高須幸雄氏を迎え、基調講演及びシンポジウムを開催しました。この会を通して今私たちは何をすべきかを会場の中学生、高校生、一般参加者とともに考える良い機会となりました。
講演では高須幸雄氏は「SDGsの理念と人権を大切にするにはどうしたら良いか?」をテーマに子どもの権利条約を軸に現在の世界情勢(紛争、気候変動、海面上昇、難民、コロナ)と人間らしい生活、1人ひとりの尊厳について講演されました。
シンポジストとしてお迎えした「NPO法人ホロコースト教育資料センター理事長」の石岡史子氏は歴史とどう向き合うか?歴史から学ぶことができるのか?ホロコーストを題材にして1人ひとりの人権を皆で考えることの大切さを話され、また、「熊本市校区社協連絡協議会事務局長」の鳥崎一郎氏は地域に関わることによって課題を見つけてどうすればいいかを常に考えており、地域社会でつながることの大切さを学ぶことができました。
シンポジストとして登壇した中高校生たちは、7回の実行委員会を重ね「不平等」「戦時下の子ども」「幸福度」の3つの課題に絞り子どもの権利条約の基本理念を念頭において考えをまとめていきました。当日はこれまでの集大成の発表となりました。会場からの質問にも対応し、会場の参加者とともに人権とはなにか?人の尊厳とはなにか?をじっくり考える濃密な時間になりました。
第2回「ユニセフシンポジウム」実行委員会を開催しました
日時:2023年10月15日(日) 14:30〜16:30
会場:熊本県ユニセフ協会事務局及びオンライン(zoom)
参加者:20名(高校生・運営委員)
第2回実行委員会では、第1回目の実行委員会で出されたテーマを振り返り、テーマを【不平等】【幸福度】【戦争下の子どもたち】3つのグループに分け、学習していくことになりました。
早速、それぞれ希望のグループに分かれ、短い時間ではありましたが、話し合いを行い、シンポジウムに向けどんな事を学びたいか、また、普段テーマについて感じていることなど活発に意見交換を行いました。
【不平等】管理職の男女の割合を調べたい→賃金差につながる・休職率では男女差が低いのはなぜか・海外の留学生の待遇が良すぎる・パートナーがいるかどうかで態度が違う(彼氏いる?彼女いる?と聞かれる)
【幸福度】それぞれの国の文化と幸福度の関係を調べたい(文化度の違いで幸福度がどう違うのか)・恋愛について、家族について、幸せの度合いを調べたい・学校でアンケートを取りたい
【戦争下の子どもたち】戦争下の子どもたちの教育について調べたい・学校が破壊されて学校に通えない子どもたちの実態・食糧や水や教科書等子どもに何が足りていないのか、どこが補充しているのか・子どもの精神ケアは誰がしているにか・国外に脱出したウクライナの子どもが被害にあっていないか
それぞれが考えている事を出し合い、シンポジウムに向け、大きく一歩を踏み出しました。第3回実行委員会もグループに分かれ課題をまとめ話し合いを進めていく予定です。
第1回目・第2回目の実行委員会の報告書は下記をご覧ください。第1回ユニセフシンポジウム実行委員会 報告ダウンロード第2回ユニセフシンポジウム実行委員会 報告ダウンロード
第31回「アフリカの子どもの日」in Kumamoto を開催しました。
開催日:2023年7月8日(土)・9日(日)
会場:7月8日(土) 熊本県立劇場コンサートホール・ホワイエ(交流会)
7月9日(日) 熊本学園大学 高橋記念館
参加人数:8日(土) 267名(学生90名・留学生52名・一般115名・他9名)
9日(日) 179名(学生108名・留学生52名・一般46名・他10名)
昨年を上回る線状降水帯が九州地方に発生し、天候が不安定な中、心配していた大雨の被害もなく、第31回「アフリカの子どもの日」in Kumamoto を多くの学生、一般の方々にご参加頂き、盛会のうちに開催することができました。
今年も、恒例の熊本ジェンベクラブのジェンベ、必由館高校の和太鼓部の演奏でオープニングを飾り、駐日タンザニア連合共和国バラカ・ハラン・ルヴァンダ大使をお迎えし、「地球環境危機の時代に私たちの惑星を護る」~タンザニアから学ぶ~と題し基調講演を頂き、セッション①「アフリカの今を知る」では、アフリカの「今」を学び、ホワイエでの交流会へと移り1日目を終えました。
2日目となる「アフリカの子どもの日」は会場を熊本学園大学高橋記念館に移し、SDGs in Sport代表の井本直歩子さんによる特別講演「地球村の住民として」からスタートしました。講演後、生徒さんから『自分の見たことのない視線でアフリカを知ることができた』と感想もいただき、今まで知らなかったアフリカを知る機会となりました。
セッション②では永岡昭二氏(熊本大学教授・熊本県産業技術センター)の講話をお聞きし、「地球環境問題」について『食料危機』『温室効果ガス』『エネルギー』と3つのテーマに分け、代表の高校生が実行委員として学習してきたことを発表しました。
今年度の「アフリカの子どもの日」のまとめ、合同セッション「ともに、よりよい地球環境を創るために努力しよう」では、留学生、高校生、一般参加者からも多くの発言があり、最後に生徒代表と留学生代表からこの「アフリカの子どもの日」に参加しての感想と自分の思いの発表がありました。アフリカの留学生との温かい交流と多くの学びを得て幕を閉じました。
熊本県ユニセフ協会 協力活動発表会を開催しました。
日時:2023年2月25日(土) 14:00〜16:00
会場:熊本市現代美術館5Fアートロフト
参加人数:36名(高校生22名・一般2名)
2022年度、熊本県ユニセフ協会は30周年を迎えました。コロナ禍のためオンラインで開催していた『アフリカの子どもの日』をアフリカの留学生にも参加してもらい2年ぶりの対面での開催となり、また、高須幸雄氏をお迎えした『ユニセフ・シンポジウム』では新しい視点からSDGsを知る機会となりました。毎年行なっている『ハンド・イン・ハンド』の募金活動も2年ぶりに街頭募金となり、街には久しぶりに高校生の声が響く募金となりました。
これらの活動を通して学んだことを、参加した高校生が協力活動発表会として報告をしました。この報告を通してより多くの生徒・学生の皆さんがユニセフの活動に興味を持ってもらえると嬉しいです。
協力活動発表会詳細は下記⬇︎をご覧ください。2023年 協力活動発表会詳細ダウンロード
また、協力活動発表会の後、ユニセフ熊本SDGs実行委員会の提案で『トルコ・シリア自然災害』緊急募金・『ウクライナ』募金をびぷれす広場で行いました。参加した生徒の皆さんの大きな声の呼びかけで、多くの方々に募金のご協力を頂きました。
2023年度理事会・総会及び講演会
2023年度の熊本県ユニセフ協会 理事会・総会及び講演会が、去る2月18日に開催されました。
理事会・総会及び講演会の内容はこちらをご覧ください。