2013年の活動報告
第35回ユニセフハンド・イン・ハンド募金
世界の子どもたちの幸せと明るい未来を実現させるため、市民一人ひとりがボランティアとして参加する身近な国際協力活動です。
1979年の「国際児童年」に始まり、今年で35回目です。
熊本県ユニセフ協会では、今年は12月8日と15日に熊本市や近郊の12会場で街頭募金を実施しました。
参加者は、高校生を中心に延べ380人でした。
また谷口会長をはじめ理事の方々にも参加していただき、師走の街にユニセフ募金を呼びかけていただきました。
・日時:2013年12月8日(日)13:00〜15:00
会場:熊本市下通り、現代美術館前、鶴屋百貨店前、サンロード、交通センター、
ゆめタウン光の森、ゆめタウンはません、熊本クレア ほか
・8日、交通センター地下では、募金の呼びかけとともにクリスマスソングの演奏を行いました。
出演者:テアトロ・リリカ、ティノファンバ、熊本少年少女合唱団、男性合唱団KGC、ルーテル学院ハンドベル部
・日時:2013年12月15日(日)14:00〜16:00
会場:熊本市上通り(びぷれす広場前)
秋の参加行事
熊本県ユニセフ協会は、11月24日(日)に熊本市内で同時に開催された二つの行事に参加しました。
・熊本国際交流祭典
場所:健軍商店街
パネル展示、カード頒布、ユニセフ活動支援のバザー
・熊本市ボランティア週間
場所:交通センターコート
ユニセフ活動の紹介、カード頒布、ユニセフ活動支援のバザー
●第14回「ユニセフセミナー」
今回は、アフリカへの理解を深めるため、アフリカ映画と講演会を開催しました。
高校生を始め、一般の方など73人の参加がありました。
日時:2013年11月10日(日)14:00〜18:00
会場:熊本市現代美術館アートロフト
日程:
14:00〜16:00 映画上映「マンデラの名もなき看守」
16:00〜18:00 講演会
「アフリカの歴史を考えるー諸帝国の繁栄から現代まで」
講師:砂野幸俊氏(熊本県立大学文学部教授)
砂野先生の講演では、エジプト文明の頃、イスラム文明の頃などヨーロッパ諸国による植民地支配以前のアフリカの歴史や、
その後の独立運動による国の変化など大変興味深いお話をお聴きしました。
第21回「アフリカの子どもの日」in Kumamoto
今年もアフリカ諸国から日本に留学している若者58名が熊本に集いました。
熊本の中、高校生、大学生、一般の方など延べ約1000人の参加があり、お互いの国の生活や文化、環境問題などを話合い、より良い未来をめざして討論し交流を深めました。
期日:2013年7月5日(金)~7日(日)
会場:熊本県立劇場演劇ホール、県民交流館パレア、水俣市立水俣病資料館 他
主催:第21回「アフリカの子どもの日」in Kumamoto実行委員会
内容:
7月5日(金)水俣訪問
・水俣市立水俣病資料館、環境センター、メモリアルパーク袋湾見学
・分科会① 持続可能な開発~水俣条約をアフリカで生かそう~
16:30~18:00
講師:井芹道一氏(熊本日日新聞編集委員)
・金刺潤平氏 講話
会場:県立あしきた青少年の家
7月6日(土)
会場:県民交流館パレア
時間:14:00~16:30
分科会② ルワンダに学ぶ
講師:チャールズ・ムリガンデ駐日ルワンダ共和国大使
分科会③ アラブの春がアフリカに残したもの
講師:高倍宣義氏(元コンゴ民主共和国大使)
分科会④ アフリカ・日本・子どもの命の重さ
講師:徳永瑞子氏(アフリカ友の会代表)
分科会⑤ 日本におけるアフリカ報道と現実
講師:大津司郎氏(ジャーナリスト)
分科会⑥ 教育ー学ぶ喜び、知る喜び
講師:カンベンガ・マリールイズ氏(ルワンダの教育を考える会理事長)
分科会⑦ アフリカの音楽を楽しもう!
講師:村本 大氏(熊本ジェンベクラブ代表)
分科会⑧ アフリカ料理を作ろう!(会場:大江公民館)
講師:戸次元子氏(管理栄養士)
7月6日(土)
オープニング
時間:18:00~
会場:県立劇場演劇ホール
・ジェンベの演奏
・必由館高校の和太鼓演奏
・鹿本農業高校の山鹿灯篭おどり
交流会
時間:18:45~20:00
会場:県立劇場演劇ホール ホワイエ
・留学生のお国紹介
・ホストファミリーマッチング
夜は留学生は全員ホームステイ
7月7日(日)
会場:県民交流館パレア
分科会⑨ アフリカ発見!
講師:慶田勝彦氏(熊本大学教授)
時間:9:30~11:30
分科会報告 9:30
講演 11:00
講師:チャールズ・ムリガンデ駐日ルワンダ共和国大使
昼食 12:00
アフリカと日本の料理
全体会 13:15
講話・自由討論
講話:谷口 功 熊本県ユニセフ協会会長(熊本大学長)
終了 15:45
ユニセフシンポジユウム2013
横浜で開催された「第5回アフリカ開発会議」に出席のため、アンソニー・レーク ユニセフ事務局長が来日。
その折り、この20年間「アフリカの子どもの日」in Kumamoto を開催してきた熊本を訪問しました。
この機会に、レーク事務局長と次世代を担うアフリカと熊本の若者たちが共に将来について考えるユニセフシンポジウムを開催しました。
日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんも、先日視察してきたナイジェリアの現状を報告しました。
中程ではサプライズとして、ケニアと熊本の高校生のインターネット通信での交流もありました。
高校生1430人、ユニセフ・マンスリーサポーター、ユニセフ賛助会員など300人の参加があり、会場はほぼ満杯になりました。
日時:2013年6月4日(火)13:45〜16:30
会場:熊本県立劇場コンサートホール
主催:公益財団法人日本ユニセフ協会、 熊本県ユニセフ協会
プログラム:
1.基調講演 ユニセフ事務局長 アンソニー・レーク
「みんなでつくる子どもの未来」
〜ミレニアム開発目標とユニセフの取り組み〜
2.ナイジェリア視察報告 日本ユニセフ協会大使 アグネス・チャン
3.パネルディスカッション
〜「アフリカの子どもの日」in Kumamoto 20年の歩みから見えてきたもの〜
パネリスト:
カンベンガ・マリールイズ(ルワンダの教育を考える会 理事長)
ブルーノ・フォーカス・サングワァ(タンザニアからの留学生 東京大学医学研究科)
井芹 道一(熊本日日新聞編集委員)
内尾 晶子(九州大学生)
コーディネーター:
谷口 功(熊本県ユニセフ協会会長 熊本大学長)
<アンソニー・レーク事務局長を囲んで歓迎交流会>
シンンポジウムの前夜、レーク事務局長を囲んでの歓迎交流会が開かれました。
熊本の高校生、アフリカ諸国からの留学生、全国の地域組織より講師研修会出席の皆さんなど約300人の参加で盛り上がりました。
狩野秀鵬氏の仕舞、必由館高校の和太鼓、熊本ジェンベクラブの演奏などもあり、
「アフリカの子どもの日」ミニ版の歓迎交流会となりました。。
会場:KKRホテル熊本
<藤園中学校訪問>
アンソニー・レーク事務局長とアグネス・チャンそれにアフリカからの留学生は、シンポジウムに先立ち熊本市立藤園中学校を訪問し、
世界で危険にさらされている子どもたちの現状やユニセフの支援活動の話しをしました。
忘れないで「子どもたちの3.11ユニセフ東日本大震災報告写真展」
東日本大震災から2年になります。
昨年、大震災を取材した日本の代表的な新聞社と写真家が撮影した歴史の記録をユニセフの写真展という形でまとめ、
ご支援いただいた皆様に広く報告する機会を得ることができました。
この大災害を忘れることなく、復興に向かって歩む被災地の方々を支援するために、今年もこの写真展を開催いたしました。
期日:2013年3月25日(月)〜31日(日) 9:00〜18:00
会場:イオンモール熊本店 (上益城郡嘉島町上島)
1階ウエストスクエアZARA前、2階イオンホール
イオンホール来場者数:427人
イオンモール来場者数:約30万人
30日(土)14:00〜16:00 イオンホールにて講演会
演題:「3.11から2年 〜福島の今〜」
講師:佐藤一夫氏(福島県ユニセフ協会専務理事)
佐藤氏から、原発事故による被災地福島の現状をお聴きしました。
参加者:48人
「第11回ユニセフ協力活動発表会」
これまでユニセフ協力活動をされた生徒の皆さんの中で、代表して5人の方に活動内容を発表して頂きました。
それぞれが、ユニセフ活動に関わることにより世界に目を向けるようになり、自分たちのこれからの進路や生き方が見えて来たとのことでした。
また、参加した皆さんにもフロアーから自分たちの活動体験をお話ししていただきました。
後半では熊本県立大学の砂野幸稔教授をお迎えし、現在の日本語と教育、セネガルやアフリカ各国の言語と教育について、
また言語の違いからおこる格差などのお話を伺いました。
終了後、参加者の卒業、進学を祝って茶話会を開き楽しいひとときを過ごしました。
参加者は中学生、高校生や先生方など54人でした。
日時:2013年3月9日(土)14:00〜16:30
会場:くまもと県民交流館パレア9F 会議室3
内容:
・パネルディスカッション「クールな活動ユニセフ」〜すてきなユニセフ活動〜
パネリスト:中野律太くん(必由館高校3年)、渡邊智美さん(第一高校2年)
清原秀美さん(信愛女学院高校3年)、上村祐一郎くん(真和高校2年)
司会:佐藤素安くん(真和高校3年)
・講演
講師:砂野幸稔 氏(熊本県立大学文学部教授)
2013年理事会・総会とパネルディスカッション
熊本県ユニセフ協会の2013年度理事会・総会が開催され、2012年度活動報告と決算報告、2013年度活動計画と予算が原案通り承認されました。
総会後は、アジアやアフリカからの留学生による「世界から見た日本、日本から見た世界」のテーマでパネルディスカッションが行われました。
参加者は62人でした。
日時:2013年2月20日(水)13:30〜16:00
会場:熊本市現代美術館アートロフト
・理事会・総会 13:30〜14:30
・パネルディスカッション 14:30〜16:00
「世界から見た日本、日本から見た世界」
〜留学生の視点から〜
パネリスト:
Macdonald R Mahiti さん(熊本大学留学生 タンザニア出身)
Thu Dinh さん(熊本学園大学留学生 ベトナム出身)
野呂 一葉さん(熊本県立大学生)
コーディネーター:澤 良世氏(元ユニセフ駐日事務所広報官)
・パネルディスカッション終了後、澤良世氏より
TICAD Ⅴ(第5回アフリカ会議)と「アフリカの子どもの日」
についてお話を伺い、今年度の「アフリカの子どもの日」実行委員会準備会を行いました。
第12回カレンダー募金
銀座・伊東屋と凸版印刷のご好意により提供された約1200部のカレンダーを、格安で販売しました。
高校生を中心に延べ60人の参加でカレンダーの販売や募金活動をし、収益は全額ユニセフ募金にしました。
日時:2013年2月2日(土)、3日(日)13:00〜16:30
場所:上通りびぷれす広場前、下通り新穂仏具店前、交通センター地下(センタープラザ)
*センタープラザでは、同時にユニセフ活動支援のためのバザーも行いました。