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お知らせ

【報告】2023ユニセフ講演会・シンポジウム

2024年2月15日 お知らせ

2023ユニセフ講演会・シンポジウムを開催しました

開催日:2023年11月29日(水) 14:00〜16:00

会場:市民会館シアーズホーム夢ホール

参加人数:720名(中学生・高校生・一般)

昨年に引き続き、国連事務総長特別顧問の高須幸雄氏を迎え、基調講演及びシンポジウムを開催しました。この会を通して今私たちは何をすべきかを会場の中学生、高校生、一般参加者とともに考える良い機会となりました。

講演では高須幸雄氏は「SDGsの理念と人権を大切にするにはどうしたら良いか?」をテーマに子どもの権利条約を軸に現在の世界情勢(紛争、気候変動、海面上昇、難民、コロナ)と人間らしい生活、1人ひとりの尊厳について講演されました。

シンポジストとしてお迎えした「NPO法人ホロコースト教育資料センター理事長」の石岡史子氏は歴史とどう向き合うか?歴史から学ぶことができるのか?ホロコーストを題材にして1人ひとりの人権を皆で考えることの大切さを話され、また、「熊本市校区社協連絡協議会事務局長」の鳥崎一郎氏は地域に関わることによって課題を見つけてどうすればいいかを常に考えており、地域社会でつながることの大切さを学ぶことができました。

シンポジストとして登壇した中高校生たちは、7回の実行委員会を重ね「不平等」「戦時下の子ども」「幸福度」の3つの課題に絞り子どもの権利条約の基本理念を念頭において考えをまとめていきました。当日はこれまでの集大成の発表となりました。会場からの質問にも対応し、会場の参加者とともに人権とはなにか?人の尊厳とはなにか?をじっくり考える濃密な時間になりました。

高校1年生からユニセフの活動に参加している千原台高校の生徒さんが開会の挨拶をしました
高須氏基調講演の様子

「ハンナの鞄」スライドを見せながら、人権について話をする石岡氏
地域社会で繋がることの大切を伝える鳥崎氏
「不平等」グループは政治分野・教育分野・子育てとそれぞれの分野に分かれて発表しました
「戦時下の子どもたち」グループは今起きているウクライナ・ガザ地区に焦点をあて、歴史を学び、子どもたちの現状や物資、教育等について発表しました
「幸福度」グループは身近な友達100人にアンケート調査を行い、気軽な声かけからの友達作りの提案や中学生として感じる幸福度について発表しました
シンポジウム全体の様子
会場参加の生徒さんから質問の様子
たくさんの生徒さんから質問を頂きました
閉会の挨拶をするルーテル学院高校生徒さん
「シンポジウム後の反省会」
生徒の皆さんが達成感を感じてくれ、充実した笑顔がとても素敵でした